マフラーの構造と仕組み

自動車エンジン用消音装置「マフラー」について。従来、日本ではマフラー内をA方向からB方向に排気ガスが流れる時C(パンチングパイプ)を通過する時、孔ならD方向に流れ、従ってC部分の圧力が変化し、音量が下がるとされて来ましたが、排気流速は秒速30m前後の速さで、しかもD部分は、完全に密封状態ですから上記の理論は間違っています。実際にはC(パンチングパイプ)部分を排気ガスが流れる時に孔の一個づつから共鳴音が発生し、その共鳴音が本来、エンジン側から来る音と打ち消しあって音量が低下しています。(その事が、ヘルムホルツの逆笛の原理と呼ばれている事です) またパンチングパイプの半径が大きくなる程、高い周波数の音と打ち消し合う作用を成し、半径が小さくなる程、低い周波数の音と打ち消し合う作用をします。吹奏楽器で高い金属音を発する楽器が細く、低い周波数を発する楽器が太いのも、振動を共鳴させるという事については、原理はよく似ている現象です。またマフラー本体にグラスウールを詰めるのはC(パンチングパイプ)の共振を吸収する為です。このようにマフラーには、音を打ち消す構造により音が小さくなるのです。

マフラーの構造と仕組み

これらの原理を応用して開発したESTの燃費向上のマフラーは、自動車工学の概念を打ち破る 画期的な排気効率と排気音量の低下を実現しました。またインナーサイレンサーも同様な構造で製作してます。

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